ロシア

ロシア最先端

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★ロシア最先端をゆく★

〜マメ知識+エピソード編〜

誰もがロシアの宇宙開発は情報も多くなく、

ロシアよりアメリカの方が先を行く様に思はれがちであるが、

実は宇宙開発面では人類初と云われているものは

ほとんどがロシアで成し遂げられたのである。


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 ロシアと言うと元共産国、秘密主義のイメージが多々有りました。しかしロシアは民主主義となり蓋が開けられ情報が公開されると、技術力、開発力、経験力それに加えひとの温もりを感じさせられたのには驚きです。そこでここでは宇宙開発に携わるロシアの人間性に関わるエピソードを紹介いたします。まあロシア人もアメリカ人も負けず嫌いである事はまちがいありません。われ先を争う米ソ宇宙開発レースを見てもそれは明白。しかし月面着陸以外はほとんど世界初はロシアが勝利。
それにはロシアの決断力と実効力の早さのタワ物と言えるでしょう。それではロシアが最先端をゆくまでの様々なエピソードをお伝えし行きましょうロシアの宇宙飛行士たちが宇宙に旅立つ際、ガーガリンの時代より受け継ぐ伝統儀式があります。それはロシアでは発射台まで飛行士が向うのにバスを利用するのですが、その途中の荒野でバスを降り、車のタイヤに小便をかけるのです。これはガーガリンが打ち上げ前に用を我慢できずに立ちションをし人類初の宇宙旅行を成功させた時のジンクスを信じ、その後も彼の真似をしているのです思い浮かべると笑える話だと思いませんか。それとこんなこともありました

時は1965年オーノフが人類初の宇宙遊泳を歴史的10分間を成し遂げた時のエピソードです。彼が船内に戻ろうとしたところ宇宙服が膨張して船内に入れなくなってしまったのです。彼は宇宙服の酸素を抜くなど命かながら船内に帰還、一命を取り留めたのですが、しかし実は宇宙服が膨張したのではなく無重力状態で宇宙服の中の身体が浮かんでしまったことから宇宙服が膨張してしまったと錯覚したのが原因だったのでした。 ロシアのスゴイ事はそのエピソードすら宇宙服の開発に取り入れてしまう事です。そのことでもロシアが世界最先端を行く理由の一つとも言えるのではないでしょうか。
宇宙ステーション・ミール


宇宙ステーション・ミール
 1986年、ロシア(旧ソビエト)は宇宙ステーション・ミールを打ち上げました。これまでに、世界の12以上の国から派遣された23チームの合計59人のクルーがミールを訪れました。その中には、ロシアをはじめ、シリア、オーストリア、ドイツ、フランス、日本そしてアメリカの宇宙飛行士が含まれています。ミールは、必要に応じて拡張できるように設計されています。いろいろなミッションの目的に合わせられるよう、組立玩具のブロックのように組み替えができるモジュール(構造)でできています。
 1986年2月20日、ミールの中心となる基礎モジュールが打ち上げられました。このモジュールには、住居、生命維持装置、動力源、実験室が含まれています。ミールには、他のモジュールを取り付けるための4つのドッキングポートに加え、宇宙船ソユーズTMとプログレスMの2つのドッキングポートを備える能力を持っています。

 ソユーズTMは、ミールへのクルーや荷物を運ぶための有人宇宙船です。プログレスMは、無人の宇宙船で、ミールにドッキングしている間や、装置やデータの運搬で地球とミールの間を往復する時に実験を行うことができます。また、不要になったものを捨てるためにも使われます。ミールは2人か3人乗りですが、6人の宇宙飛行士が1ヵ月間も滞在していたこともありました。ロシアの宇宙飛行士ワレリ・ポリヤコフ博士は、1994年1月8日から1995年3月までミールに滞在しました。博士は、宇宙連続滞在時間の最長記録保持者です。

 現在、ミールの基礎モジュールには、5つのモジュールがつながれています。クバント−1は天体観測モジュールで、活動する銀河、クェーサー、中性子星などの物理特性の研究のために必要な情報を得るためのものです。クバント−2はエアーロック(気密)構造で、 生物学の研究データ、地球の観察データ、電子機器や建設資材を宇宙空間に露出することにより起きる影響に関する情報が得られる科学モジュールです。

 クリスタル・テクノロジカル・モジュールは、材料加工実験のために設計されたモジュールですが、スペースシャトルのドッキング・ポートもあります。この設備のおかげで、スペースシャトルは、ソユーズTMとプログレスMの両方の役割をこなすことができます。宇宙での技術開発の実験も、このモジュールで行うことができます。


 1995年6月には、スペクトル・リモート・センシング(遠隔探査)実験装置がこのモジュールに取り付けられました。低軌道の粒子を調査する実験装置もこのモジュールに取り付けられています。1996年4月、プリロリダ遠隔探査モジュールがミールに打ち上げられました。これには大気中のオゾンや濃縮エアロゾルを測定する計器がおさめられています。

 1997年6月25日、(貨物を運ぶ)無人宇宙船プログレスがミールのスペクトル・モジュールに衝突しました。このモジュールは電力を供給するミールの主要部分で、アメリカが提供した多くの実験機器が積み込まれていました。この衝突でスペクトル・モジュールに穴があき、ミール内の気圧が下がりました。ロシアの宇宙飛行士ワシリ・シブリエフとアレクサンダー・ラズトキン、そしてアメリカの宇宙飛行士マイケル・フォウルが協力して、このモジュールを密閉して事無きを得ました。しかし、この事故でミールの電力の約50%が失われました。

ミールにドッキングする
スペースシャトル・アトランティス
 今では、他のモジュールの電力はもとどうりになり、新しいロシアの飛行士がミールに乗り込んでいます。彼らはミールの修理を続けながら、ミールでの実験を続けていくでしょう。
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