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それはある夏の夕暮れ時、ふと空を見上げると一定の軌跡ををゆっくり動く光を発見!!
人工衛星であるかISS(宇宙ステーション)であるかは定かでないがどちらかには間違いない。
それらを地上から見る事ができます。それには条件があります。
それは地上が夜であり人工衛星に太陽の光が当たっている明け方や夕方ころに見られる。
もし見たいひとが居ましたら、その頃に空を見上げてくださいね。
いっぺんに数機見られる時もありますよ。
ゆっくり動いているようだが人工衛星やISSなどは1日に地球を14回も回っているのだ。
人工衛星の大きさは、デカイもので日本の「きく8号」全長40m全幅40m重さ3tのものから
小さいものなら大学生が打ち上げた10×10×10p重さわずか1sの人工衛星まで
そんな小さな人工衛星でも地球の写真を送ると言う機能を果たしているのでした。
そして人工衛星は数限りなく打ち上げられている。
その役割はご存じのように通信機能などさまざまな分野にわたり、
われわれの日常生活になくてはならないものとなっています。
ではそれらはどうして宇宙空間が広いとはいえ衝突しないのでしょうか。
現に人工衛星同士がすれちがったとしても衝突することはあれません。
それはほとんどの人工衛星は姿勢や軌道を修正する推進系なるものを搭載し、
衝突が起ると予想された時にはそれを回避する機能を持ち合わせているからです。
ただ、宇宙には「スペーステブリ」とよばれている人工衛星やロケットの残骸が飛散しており、
それにフランスの人工衛星セリーヌが衝突した例があり問題になったこともあります。
しかし、今では使い終わった人工衛星などは、何もしなければそのまま長時間宇宙を
漂流し続けますし、JASSの人工衛星に起きましては、運用終了後の燃料を強制的に
排出させ爆発の危機を避けたり、軌道高度を下げて短期間のうちに大気圏で燃えるよ
うにするなどして、スペーステブリができないようにする配慮も行われているとのことです。
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